2016年10月01日

よいこと、わるいこと

今じゃ信じられませんが、わたしは若いころ、強烈な「モラリスト」でした。
自分にも他人にも厳しくルールを敷き、世間に恥じないことが重要だと思って生きていました。
ものごとすべてを「よいこと、わるいこと」で判断して、もちろん悪いことは絶対にNOです。

信号を赤で渡る人を見ては「赤なのに!」と怒り、ゴミ捨て日じゃない日にゴミを捨ててる人を見ては「ルールを守らない!」とぶち切れていました。時々注意もしてしまうほど(今の世の中では、行き過ぎたおせっかいは刺されてもおかしくないですね…)
いまのわたしの、テキトウなゆるゆる加減をご存知の方には、どんなに説明しても信じてもらえません。でも、それが当たり前のこととして育てられてきたので、強い正義感を持っていつも挑んでいるような生き方でした。

ある日のこと、友達と男性の好みの話をしていたんです。Aさんは素敵だけど既婚者、Bさんはやさしくて独身。どっちが好みか・・みたいな話だったと思います。わたしは確か「既婚者との恋愛=悪い」という自論を展開していたと思います。なので必然的にBさんであるという結論。
その時友達が「良いか悪いかは別として、みなえちゃんはどっちが好き?」と尋ねました。
「だから、Aさんは既婚者だからダメでしょ、わたしたちとは無縁の世界の人なので…」と再び自論を展開するわたしに、友達は「だから、良いとか悪いじゃなくて。だってみなえちゃんの心の中で思うのは自由でしょ、どっちが好き?」と尋ねました。そして

「世の中に、良いも悪いもないんだよ」

と友達は言ったのです。
そのときのわたしの衝撃はものすごく大きいものでした。まるで足元から自分が崩れ去るような。
良いも悪いもないってどうゆうことか、理解できませんでした。でも自分の思考の根っこがゆすぶられていることはわかりました。
ずっと「良いか悪いか、正しいか間違ってるか」を尋ねられて育ったので、好きか嫌いかなど、嫌いで食べられない食材以外に考えられなかったんです。いや、嫌いな食材すら「食べることが良いこと、正しいこと」と捉えていました。自分の感情より正義を優先する思考でした。

友達の説明は、例えば今の世の中は人殺しはしちゃいけない、間違ってること。でも戦国時代は人は殺しあうことを間違ったこととは考えなかった…とか、時代のなかで正しさは人間が勝手に作っているものだ…など話してくれましたが、わたしはなかなか理解できませんでした。きっと脳味噌がフリーズして思考が停止していたんだと思います。

思えば、小さいころから家庭の中では父が絶対王者で正しい人、母や子供たちは正しい父に意見をうかがう人、という構図でした。そのためわたしはひどく他人軸でものごとを捉えて、周りの期待を先読みして準備するようなところがあり、父に代わる「正しい模範」を探していました。
この「正しさ」の概念が、ひどくわたしを窮屈にしていたのを、今はとても理解していますが、当時は本当に、今まで信じていたものをなくして、何を基準に決めてよいのか心の中で路頭に迷っていた気がします。
そしてわたしの人生の迷走が始まったのですが・・・(苦笑)それはまた後日。

もちろん、わたしたちの社会では、守るべきルールがあります。好き勝手生きてたら大変なことになりますよね。でも心は自由であることを忘れてはいけないと感じています。自分に自由な心を持つことを認めてあげることは、自律に繋がり、豊かな生き方になると今は思います。
例え赤信号で道路を渡っている人を見ても、なぜわたしがそれで怒りを感じなくてはならなかったのでしょう。正しさを握りしめるからこそ、人は喧嘩になってしまいます。どっちも正しいからぶつかり合うんですよね。やがてその正しさが戦争を巻き起こしている・・と言えばかなり飛躍した話のようですが、戦争とは国同士の喧嘩です。同じことが起きているのではないでしょうか。

正しさを握りしめたこぶしを緩めて、そっと見せ合うようなお付き合いが出来たらいいのになと思います。
お互いに違う正しさを認め合えれば、いろんな意見を取り入れることが出来て人生はもっと豊かになると感じるのです。

・・・・・・

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posted by いわはし みなえ at 11:44| Comment(0) | カウンセリング日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月19日

ダメな日

元々秋はバイオリズムが沈みがちで持病の数値も毎年悪いので、なんとなく無気力になり疲れやすいのですが、ここ数日の天気のせいか、仕事以外はかなりダメダメな日々です。いつもなら疲れても半日もあれば回復するところが、今は2日も3日もかかる感じで、大好きな山に行って楽しんでも、帰ってきてからの回復に時間がかかる感じ(それでも山は行きたくて、気力だけで行くんですけれど)
今年は『走る』という目標を掲げ、まずは年内に5キロジョギングを目指していたのですが、やっとその5キロを走れるようになって、普段のわたしならこれから距離を延ばしたり、タイムを気にしたり、小さな大会にエントリーを考えるところなのですが、なんだか気持ちが乗らないのです。今週は雨を理由にジョギング自体も疎かに。

数年前のわたしは、そんな自分の状態をどうにかしようと躍起になって、病院に行ったりマッサージを受けたり、ヨガで瞑想したりとがんばっていました。実際10年くらい前の秋に同じように落ち込んで、このままでは仕事が出来なくなるかもしれない・・とメンタルクリニックに行ったのがきっかけで、持病である橋本病が発覚したのです。それまでは「季節鬱」と自己診断していたので、別の病気があるとは夢にも思わず、でも思い返してみると、いつも秋には欝々とした気分で何も手につかず、そんな自分を責め奮い立たせては何とか乗り越えていました。

なんでそんなに頑張ろうとするのかなぁ〜わたし・・と考えて、いまは『自分の理想が高いんだな』と感じています。
自分で自分のことを、スーパーマンみたいに思ってるんだろうなぁ〜だから頑張ればどうにかなると思ってるし、何にもしたくない無気力な病状を言い訳したくなくて、とにかく出来ることをこなそうとしてしまうんですよね。でもわたしはスーパーマンではないし、無理して頑張ると余計ダメになって、そのうち高熱を出して何日も寝込んでしまうんです。身体は元々弱いから、どんなに筋力をつけてもダメな時はダメ。人より回復に時間がかかるって頭ではわかってるんです。それでも自分のことを『まだできる』って思っちゃう…早く白旗あげたほうが自分も楽だと思うんですけれど、心と頭の葛藤状態なのでなかなか落ち着きません。
ダメなわたしを認めてあげられていないんでしょうね。ダメなわたしもわたしなのに。

特に今年は台風が続いてるせいか、ほんとダメダメです(苦笑)去年の秋は割とスムーズに過ごせたので、特に今年はダメージが大きい気がします。プロですからお仕事はしっかりさせていただきますが、諦めるのも早いから、お問い合わせの時点で自分が請けきれないと判断するのもめっちゃ早い…心も身体も体力に余裕があるときはお引き受けできる様々なこともお断りすることが多く、ほんとごめんなさい。
既存や緊急のクライエントさんのためにも、いまは少し余力を残さないとかえって迷惑をかけてしまうシーズンだと自分を言い聞かせてコントロールしていますが、心はちょっと自分に残念な気持ちになってしまいますね。ちゃんとそんな自分を受け入れ、許してあげようと思ってます。

さて、そんなダメな日、ほんとは全部放棄してダメダメでゆっくりできれば一番良いのでしょうが、頭ではわかっていても心はそんな自分を責めてしまう葛藤状態なので、とてもゆっくりのんびり出来なかったりします。
クライエントさんには「そんなときこそ自分を最優先してくださいね」と言っておきながら自分が出来てないというカオス^^;いや、わたしの場合、全部がゆっくりのんびりするには、家に居てはできない性分というか。なので、疲れない程度に何かしているのがわたしには合っているようです。資料を作成するのは集中力が続かなくても文献を眺める程度はできるし、続けている英語の勉強も新しい課題は頭がいっぱいになっちゃうけど、以前の復習ならテキスト眺めていても楽しい感じです。
今日できるペースで少しずつ、ちょっとは自分が前進している感じ、片付いている感じがあるとそれなりに満足できるみたいです。でも絶対に無理はしないことを念頭に、少しずつ・・なんですけれど。
今日も雨を理由にジョギングはお休みして、無理しない程度に仕事しながらゆっくり一日を過ごします。
何を最優先すべきかを日頃から決めておくと、手の抜き方も上手にできるような気がしますね。

・・・・

そんなわけで「お試し無料カウンセリング」も、のんびりお引き受けしております。
なかなか電話が通じないとおしかりをうけることもあり、ごめんなさい。
スケジュールが入っていない時間に、ちょっと体調を整えるために横になってる日もあったりです。留守録に入れていただければ折り返しますし、WEBからのご予約も便利なのでご利用くださいね。
出来るだけ多くの方にご利用いただけるよう、細々とお試しカウンセリングも続けていきたいと思っています。お気軽にお問い合わせください。









posted by いわはし みなえ at 14:55| Comment(0) | カウンセリング日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月09日

白でもなく黒でもない

カウンセリングを利用する方というのは、だいたい真面目で一生懸命な人が多いものです。
自分の悩みとどうにか対峙しようと思い勇気をもってカウンセリングの扉を叩くのですから、それだけでも十分に頑張り屋さんです。
最近はカウンセリングというのが昔よりは理解されていて、精神疾患や精神障害をお持ちじゃなくても、自分自身の問題解決のために利用しようと思ってくださる方も増えましたし、ほかでのカウンセリングを経験されている方も多くなりました。しかし、なかなかカウンセリングの中で解決策が見いだせず、かえって知識だけが詰め込まれて辛さを増して彷徨っている方も時々お見受けします。

真面目で一生懸命な人は最短で効率よく解決しようとするのですが、そのせいかどうしても物事を「白か黒か」「良いか悪いか」で判断してしまいがちです。原因を追究し解決策を見出し、一日でも早く今の状況から抜け出そうとする…実はわたしもそのタイプですが…と、真面目がゆえに他人のせいにできず、ぜんぶ自分で背負い込んでしまい、自分を全否定してしまって余計に苦しくなってしまうことが多いようです。

「自分が『黒』だった。これからの生き方は『白』にしたい。だけど今までの自分は黒だから全部ダメ」
になってしまったり
「黒の自分が白になろうと足掻いているけれど、しょせん黒だから白にはなれない」
と、完全自己否定のループに入って抜け出せなくなってしまいます。

その気持ち、よくわかるんです。自分を責めたくなりますよね。
でも、本当は、あなた自身は白でも黒でもないんですよ…とわたしは言いたいです。
なのでこんな説明をさせていただいています。
……
でもまぁ、そんなに白と黒の表現がお好きなら、白と黒で説明しますが、わたしたちは本来、何色でもなれるし、自分で選んで良いと思うんです。おそらく生まてきたときは、真っ白なキャンバスのようなのでしょう。
それがなぜ黒になるか・・黒という生き方をしなきゃ、生きてこれなかったんです。
黒という生き方です、あなたそのものが黒ではないんです。黒い旗を持たされていただけで、それがもう必要なくなったとわかっただけなんですよ…と。
だから黒い生き方を否定しなくていいし、黒だって様々な利点があったはずなんです。
ひっくり返って白い生き方よりは、持ってる旗の色を増やして、白や黒や、ほかの色の旗を使い分けられたらもっと良いと思いませんか?
……
あなたの黒い旗の利点と、これからなりたいと思ってる白い旗の利点、ほかにもさまざまな色の旗をどうやって持つか、カウンセリングではお伝えします。旗を取り換える練習もしていくし、上手な使い方もこっそりお知らせします。
色んな旗を持てるようになった人は、いつも過去を振り返って
「そういえば、、わたし、白か黒かって思ってましたね」と笑います。それが心の豊かさなんだと私は思います。
だからあなたにも、そんな生き方・考え方をしてもらうきっかけになったら、わたしもとっても嬉しいです。

★★★

おかげさまで、当ルームを初めてご利用ご検討されている方の、お試し無料電話カウンセリングは、今月とってもたくさんの方にご予約いただいております。
初回無料で無理に継続のカウンセリングをお勧めすることは致しません。カウンセリングにはカウンセラーとの相性や、カウンセラーの得意分野などもあるからです。それにわたしも時にはカウンセリングをお引き受けできない相談がございますので、お互いに初回無料で話し合い、その後をどうするかお考えいただければと思うのです。ですからどうぞお気軽に40分間無料のカウンセリングをご利用くださいね。
初回無料カウンセリングはご予約が必要ですが、空き状況次第では当日予約も可能です。当日ご希望の方は、どうぞお電話でご確認ください(少し後でもよければWEBからのお申込みがスムーズです!)

ご利用いただいた方のご感想も、ぜひご参考になさってくださいね!初めてさんのあなたのご利用をお待ちしております!

posted by いわはし みなえ at 13:57| Comment(0) | カウンセリング日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする